眠る夢
夢の中の眠りは、一般に次のようなことをあらわしています。
- 死の願望。
- 現実からの逃避願望。傍観者的立場をとりたいという気持ち。
- 安らぎを求める気持ち。または、現在のおだやかな心境。
夢の中で自分が眠ってしまうのは、もう二度と起きられない眠り、つまり死を望んでいることをあらわすときがあります。
しかし、多くの場合は、眠りによって現実を忘れてしまおうという気持ちのようです。とくに、夢の中で夢を見るときは、現実のいやなことを夢という実害のない形に変えて、「夢に過ぎない」と思いこもうとしているのです。
自分が当事者になったり、もめごとに巻きこまれたりするのはいやだという気持ちをあらわしています。これとはまったく逆に、現在の満ちたりた状態、安らかな心やそれを望む気持ちが眠りという夢で表れることもあります。