時間に間に合わない夢

これは学校に遅刻する、乗り物に乗り遅れる、約束に遅れるといった種類の夢です。

時間は、ものごとを始めるときの出発点をなすとともに、いろいろな計画や約束を進めるカウントをなすものです。その時間に間に合わないとは、ものごとが達成されないことを意味します。

したがって、この夢には強いあせりがともないます。まず、いちばんありふれた学校に遅刻する夢を考えてみましょう。

この夢は、いろいろな形で現れ、起床の支度に手間どっていたら遅刻してしまったとか、登校の際、道草をくっていたら門が閉まっていたというふうに、結局は学校に行けないでうろうろしていることで終わりを告げます。

これは一つには、学校に行きたくないという気持ちを反映しています。特に小学生の夢ほどこの傾向が強く、わざと遅れようとしているふしすら見受けられます。

しかし、中学生、高校生ともなると、これとは別の意味が生じてきます。それは、勉強に遅れるのではないかという不安です。つまり、勉強についていけない、みんなからとりのこされてしまうというあせりが、遅刻の夢になっているのです。

乗り物に乗り遅れる夢も同様です。乗り物は、だいたいは人生行路的な意味を持っていますから、それに乗り遅れるのは、社会の流れについていけない、おいてけぼりになるといったあせりを表しているのでしょう。

間に合いそうもないけど、なんとか乗ろうとしている夢は、努力すれば目標に到達できるだろうと感じていることを表しています。

約束に遅れる夢は、契約などの決めごとを自分が履行できるかどうか不安を抱いていることを表します。

こうして考えてくると、時間に間に合わない夢は、ものごとをうまく進められないあせりからくるとみなせますが、その裏には、そのことに対して自分が本当に努力しているのかどうかという問いかけが秘められているようにも思えます。

自分のなかに投げやりな気持ちがないか、反省を忘れないでほしいものです。

なお遅刻の夢は、眠りを覚ます働きもあり、半分は目覚めかけた状態で見ているといっても過言ではありません。これはいいかえれば、遅刻の夢が目覚まし時計の役をなしてくれているということです。

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