旅に出る夢

人生は、しばしば旅にたとえられます。歩むことによって、いろいろなことを知り、いろいろなことを体験します。


(C) 油甲桂

このことから、旅の夢は、その人の一生を漠然と予告するものと考えられています。

わかりやすくいえば、あなたがどんな一生を送ろうとしているのかが、旅の夢のなかにそれとなく、示されているというわけです。

旅の夢は、大きく分けて二つの、要素からなっています。一つは、旅行の方法です。これには、歩いて出るのと、乗り物の利用があります。

このうち、歩いて出るのは、地に足をつけてこつこつ進むがんばり型の人生、なかでも一人で黙々と行くのは独立独歩の精神を表します。

一方、乗り物で旅に出る夢は、人生の大きな流れに対するあなたの志向を表します。

鉄道やバスの旅はコース化された人生、飛行機の旅は飛躍と危険の同居する人生、船旅は未知なるものに希望を託した人生に身を投ずることを表します。

マイカーやオートバイのように自分で運転する乗り物は、自分の技量に人生を託して進もうとしていることを示します。ヒッチハイクは、人を頼りのただ乗り人生といったところでしょうか。

複数の乗り物を利用したり、歩きと乗り物の両方が組みあわさっている場合もあります。

これは、人生がひとすじなわには進めないことを思えば当然のことですが、あまりにも乗りかえが激しいのは、あなたが複雑な人生を送るかもしれないことを暗示しています。

旅の夢のもう一つの要素は、どんな場所へ行くのかということです。これには、目的地がはっきりしているものもありますが、大半はあいまいで、どこをめざしているのかはっきりしません。

気がついてみたら、どこかの山に登っていたり、海岸に立っていたというケースがほとんどです。見知らぬ街を歩いていることもあるでしょう。

このような場合は、無埋に意味をくみとる必要はありません。ただそれらの風景から、自分がこれから直面するであろう問題をそれとなく感じとるだけで結構です。

旅の夢は人生全般の縮図であるため、いろいろな夢と結びつきやすい傾向を持っていますが、主題はあくまで"旅"にあるということを忘れないでください。

ただし、目的地がはっきりしている場合は、それなりに意味をくみとることもできなくはありません。

たとえば、この種の夢で最もポピュラーな故郷に帰る旅の夢は、故郷へのノスタルジーもさることながら、将来、実際にUターンするかもしれないことをそれとなく暗示しています。

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