試験に失敗する夢

受験生に多い夢と考えられがちですが、必ずしもそうではありません。受験にまったく関係ない人でもよく見ます。

これはこの夢が、入学試験や就職試験などの実際の試験を表しているのではなく、もっと広い意味での能力のテストや評価を表しているからです。

このようなテストや評価は、だれもが一生を通じて受けるもので、逃れることができません。そこでそれがいろいろな試験の夢になります。

このうち多いのは、やはり入学と就職の試験ですが、中・高生時代にやった期末試験などもよく登場し、ときには自分がその年齢に帰って受けたりします。

もちろん、試験に合格・不合格があるように、合格する夢もあります。しかし、大半は不合格というか、失敗する夢になります。

まず、代表例は答案が思うように書けない夢です。なんとなく書きはするのですが、うまくまとまりません。

これは、会社などで何か能力を試される目にあったとき、うまくいかないでしどろもどろになってしまうのとまったく同じ心理です。

予想外の問題が出るという夢もあります。これは、一つには見当ちがいや準備不足に対する警告ですが、あなたがこれまでつちかってきたのとはまったく異なる分野の能力を試されていることを教えるものでもあります。

カンニングをしようとキョロキョロするのは、助言者を求めていることです。答案を書き終えないうちに時間がくる夢には、時間に間に合わない夢の意味が加わってきます。

このように、試験の夢は何かを試されているようなときに見るもので、必ずしも実際の試験を意味しません。とはいえ、受験生の身にある人が試験に失敗する夢を見るのは、やはり気持ちがいいものではありません。

ともすると、これは正夢ではないかと尻ごみしてしまいます。しかも受験生の場合は、社会人とちがい、すべてが試験のでき、ふできで決められてしまいます。

しかし、感ちがいしてはいけないのは、試験の夢がそのまま入学試験を表しているのではないということです。

かりにその夢が、入学試験の形をとっているにせよ、それはたんに日々の試験の投影にすぎないのです。実際の人学試験の含格・不合格とはなんの関係もありません。

ただし、あまりに繰りかえしこの夢を見るのは、自信がないことの証明ですから、志望校を検討しなおすか、勉強へのとりくみを反省してみることも考えてください。

ある受験生は、クラブ活動で疲れた夜にかぎって入学試験に落ちる夢を見たそうですが、このような場合は、もっと勉強に力をそそぎなさいという警告として受けとめ、クラブ活動を休む手段を講ずるべきでしょう。

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