四神相応(しじんそうおう)

風水では、理想の地形を「龍(りゅう)」「穴(けつ)」「砂(さ)」「水(すい)」という考えを使って探し出します。

「龍」は、風を起こし雨を降らすといわれる中国の伝説上の神獣のことで、古来中国では天地の「気」をこの龍にたとえ、天に近い高いところ(山)から龍(気)が山脈を伝って降りてくる、と考えられていました。

そして「穴」は、龍の棲む穴(龍穴)のことをいい、龍が休む場所がすなわち「気」のたまる場所と考え、このような場所に住めば天地の「気」を十分に受けることができる、と信じられていたのです。

「砂」は、「穴」の周辺にある丘や小高い山のことで、龍穴を守る凸地のことを指します。

「水」は文字通り河川や池、湖、海などで、どんなに優れた地形でも、「水」がなければ集められた「気」の力をいかすことができないと考えられていました。

中央に龍穴があり、北には龍が降りてくる山、西には北よりも低い凸地、東は西よりもさらに低い凸地で、南に海や湖などがあり開けていることが、風水上の理想といわれています。

これを東の龍(「青龍」)をはじめとする西の「白虎」、北の「玄武」、南の「朱雀」という四方の守り神である神獣にたとえて「四神相応(しじんそうおう)」の土地と呼んでいます。

長安など中国の昔の都は、四神相応にしたがってつくられたといわれ、日本でも平安京(京部)や江戸(東京)はこの四神相応にかなった都として有名です。

スポンサーリンク

このページの先頭へ