18

山風蠱(さんぷうこ)の時、望みは大いにかなう。大川を渡っても良い。そのためには、戦争をする三日前に用意をし、三日後には戦争が終結するよう迅速に腐敗を取り除くことだ。

卦の意味
「蠱」は腐敗のこと。この卦は、上卦の山に阻まれて、下卦の風が吹き通れず滞り、ものを腐敗させる象をあらわしています。蠱の字を見ても、皿の上は腐敗してウジ(三匹の虫)が湧いています。また、上位者(艮)は動かず、下の人(巽)は盲従するので組織は停滞します。山風蠱のときは、食べ物が腐るように、内側から乱れ、破綻していくときです。どんなに表面はよくみえても、その内部はどろどろした難問が山積しています。このような状態は放置するとますます悪くなります。たとえ親の過ちでも、子は勇気をもって正していかなければならないというのです。

仕事
これまでのやり方を改めたほうがいい。先に進むよりも、内部の秩序を建て直して、新しい気持ちで再出発しよう。前方には再建の困難が見えているから、柔軟に、しかも難題を吹きとばすような力強さで進まねばならない。会社では経理のごまかしがあったり、社内不倫があったりのとき。上の人は何もせず、下の人はイエスマンばかりで、まとまりにくい。

爻辞(初爻)
父の失敗の後始末をする。意を引き継いで改革をなしとげる子があるならば父にも咎めはないであろう。危ういところがあるが最終的には、吉。