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无妄

天雷无妄(てんらいむぼう)の時、望みは大いにかなう。正しい態度であれば良い。正しくないことや、真実のない行動は災いがあるので、進んで事を行ってはならない。

卦の意味
「无」は無、「妄」は嘘、「无妄」は嘘がない、すなわち誠ということ。上卦の天は誠実、下卦の雷は動くとみて、誠実に行動するから虚偽はないとします。誠は天の道であり、人の道です。易では誠とはいわず无妄といいます。天雷无妄のときには、天意に従って動くべきときです。人為や小細工はやめて、成りゆきに任せて無為自然に従うことをすすめています。

失せ物
門内や家の中で紛失したものは早急に探しても見つけられない。それは、そこにはないと思い込んでいるからだ、何か別の機会に見つかるものだ。しかし、盗まれた物ならば、すでに遠くに持ち去られているので出ない。

爻辞(初爻)
小細工をしないで無心に進むならば、志を得て、吉。