36

明夷

地火明夷(ちかめいい)の時は、困難に耐えて正しい態度を守るのが良い。

卦の意味
「明」は明らかなるもの、賢人のこと。「夷」は傷つけ破ること。上卦の地の中に、下卦の日(太陽)が隠れている。日が落ちて地中に隠れ、暗闇が支配しているので明夷というのです。地火明夷のときは、賢明な人が傷つき破れて、力を発揮できない状態です。才能を発揮しょうとしても、周囲は愚かな小人(しょうじん)ばかり。ねたまれ、攻撃の標的にされ、思いどおりにならないことでしょう。火が暗闇に覆われ、届かないような状態です。夜の卦とします。

失せ物
西南か南を探せ。だがあせっても出ない。出てくるまでには相当時間がかかる。

爻辞(三爻)
暗闇の中で、南へ攻め、敵の大将の首をとる。だだし、悪を正すのに性急であってはならない。