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風地観(ふうちかん)の時、手を洗い清め、お供物を軽々しく捧げたりしない。誠が満ちていて、すべてのことが厳粛に行われる。

卦の意味
「観」は観光旅行の観、観察すること、目と心で見ること。上卦の風が、下卦の地を吹きわたるように、王は各地を巡行視察して、民を教化するのです。表面を見るのでなく、深層を洞察するのが観です。教育、修養、祭祀など精神的なものにはよい卦ですが、経済的、物質的な方面には適さない卦です。風地観のときは、祭祀に取りかかるときのように、誠をもって厳かに事を行えば、人から信頼され尊敬を受けるときです。観光は、この卦の四爻からきた言葉です。

家庭
女性が上位で男性は家を留守にすることが多い。精神的な喜びがある。祭祀に努めるとよい。住所の変動が起こりやすい。

爻辞(初爻)
子どもがものを見るようなものだ。小人ならそれでも仕方がないが、君子がそのようであれば恥である。