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火沢癸(かたくけい)の時は、小さいことを行なうのには吉。

卦の意味
「癸」は相背くこと。上卦は火、下卦は沢で、火のように上向するものと、沢のように下降するものが背き離れる。また上卦の少女と下卦の中女は、同居していて仲が悪く、いがみ合う、そこで癸の卦としたのです。したがって火沢癸のときは、統一がなされずに、内輪もめありとみます。たとえば、家庭の中では嫁と姑の争い、会社の中では派閥争いの絶えないときです。こういうときは、大きな事は行なわずに内部に目を向け、反目が小さなうちに対処し、調和をはかるための和解策を練ることです。

運勢
内部で不和反目し、意見が合わない。派閥争いや内紛が表面化して深刻になる。人の心も変わりやすく、難しい状況にある。大事はよくないが小事はよい。嫁と姑というように、二人の女性が反目する。思い違い、行き違いがあり、思わぬ災難がある。色難に注意。散財することが多い。自分の意に反することが多い。ごたごたが多く、思うようにならない。信頼できる人の支援を仰ぐこと。

爻辞(五爻)
なにも悔いることはない。同族と会って、柔らかい肉を噛むが如く和解できる。進んで事を行っても何の問題もない。